小学校のお受験対策は、机にかじりついてペーパー対策をするだけではありません。日々の生活の中でも、お勉強できることがたくさんあります。今回は、ちょっとしたおでかけに一工夫するだけでできる「季節」についての対策を紹介します♪特に秋は子どもが楽しんで季節を体験できる絶好のタイミングです。
幼稚園の帰り道、道端で、公園で秋を探してみる
幼稚園や保育園など、バス通園じゃない方はラッキーですね。おしゃべりをしながら、楽しく「秋」を探してみましょう。
街路樹や近所の木々の紅葉と花木
紅葉は山に行ってきれいな景色を見なければいけないわけではありません。
いつも通っている街路樹のイチョウが黄色く染まり、ちょっと独特なにおいの銀杏が落ちている風景も充分教材になります。
「あ、イチョウの葉っぱが黄色くなってるね」「銀杏、ちょっと臭いね」などと、会話をしてみてください。
「秋には葉っぱが赤くなったり、黄色くなったりするんだ」と、子どもも興味を示します。
また、イチョウやモミジなど、きちんと木の名前も伝えることもお忘れなく。
甘い香りと橙色の花が特長的なキンモクセイや、真っ赤な花が鮮やかなヒガンバナ、お月見でおなじみのススキなども近所で発見できるかなと思います。
公園へ寄り道をすると季節の植物や生き物に出会える
時間に余裕があるなら、近所の普通の公園でいいので寄り道もおすすめ!
秋の定番のどんぐり拾いを楽しみながら、秋の虫の声も聞こえてくるかもしれません。
どんぐりは、地面に落ちているのを拾いつつ、ちょっと見上げて木になっている様子も観察しましょう。
どんぐりが木から落ちてきているということを知らない子もいます。
公園によっては、松ぼっくりやトチの実なども落ちているかもしれませんね。
その場ですぐに調べられる小さな図鑑を持参するのもおすすめですよ!
小学館の図鑑 NEO POCKET -ネオぽけっとー 植物 (小学館の図鑑NEO POCKET) [ 和田浩志 ] 価格:1045円 |
週末は季節を楽しむおでかけ先へ
時間がとれる週末は、子どもとどんどんおでかけをしましょう!遠出をしなくても、秋を楽しむことができますよ。
植物園や広い公園へ家族で出かけよう
平日にはなかなか行けない、広い公園や植物園は子どもの思い出作りにもぴったり!
秋バラやコスモスなどのお花や、もちろん紅葉も楽しむことができます。
お弁当を作って、いっぱい写真も撮りましょう。
お絵描きが好きな子なら、写生もおすすめです。
思い出に残れば、お母さんやお父さんが教えてくれた花の名前や木の名前も覚えていてくれるかも。
撮った写真を部屋に飾って、「楽しかったな」と、普段から思いだせるようにしておくのもいいですね。
ちょっと奮発をして果物&木の実狩り
りんごや梨、柿、ぶどうなどのくだものをはじめ、栗や芋など、秋はさまざまな収穫体験の季節です。
意外と近場でやっている農園さんも多いので、ぜひリサーチしてみてください。
親と幼児の組み合わせであれば、そこまで費用もかかりませんよ。
秋のお出かけ先にもってこいです!
また、幼稚園や保育園でも「おいもほり遠足」や「稲刈り体験」をしている場合がありますね。
秋ならではの収穫体験で、秋が旬の食べ物をお勉強しましょう♪
普段から季節を意識して
子どもたちに自然と“季節感”を学ばせるために、私たち親は季節に対して意識を持たなければいけません。
ちょっとスーパーへ行ったときにも、「秋だからさんまが売ってるね」とか「りんごが安くなってる!」など、秋を感じられる会話を心がけてみるのもおすすめですよ。
楽天ブックスは、図書カードが使えるので我が家御用達♪
季節のお勉強には、本もおすすめです。
おうちに持ち帰った落ち葉などを使って、季節の遊びが楽しめる一冊。
親子でいっしょに盛り上がること間違いなしです♪
子どもが夢中になる! 1〜5歳児の季節あそび133 [ アトリエ自遊楽校 ] 価格:1650円 |
季節のお勉強ができる図鑑。
植物や生き物だけでなく、行事なども分かりやすく紹介してくれています。
小学館の子ども図鑑 プレNEO 楽しく遊ぶ学ぶ きせつの図鑑 小学館の子ども図鑑 プレNEO シリース゛ [ 長谷川 康男 ] 価格:3080円 |