小学校入学準備！キッズスマホとGPS端末、どっちがいい？

子どもにキッズケータイやGPS端末は持たせていますか？
時代と共に変わってゆく、子どもの防犯ツール。第1子＆第2子のころとは違い、現在小学生の第3子の時には選択肢がありすぎてわからない！
ということで、キッズケータイやGPS端末について調べてみました☆

 

私がこだわったキッズケータイ＆GPS端末の条件

 

【絶対に欲しい機能】
・正確な位置を示すGPS：GPS機能がとにかくしっかりしてくれないと心配が増える
・連絡がとれる電話かメール（メッセージ機能）：いざという時にあると安心

【あってもなくてもいい機能】
・ネット：余計なことしかしないからいらない
・アプリ：余計なことしかしないからいらない
・防犯ブザー：端末をすぐに触れる場所に持たせるつもりがないからいらない

【いらない機能】
・ゲーム：超絶いらない。下手すれば道を歩きながらゲームし始める

ちなみに、第1子の小学校時代は機能を制限したスマホ、第2子はソフトバンクのキッズケータイを持たせていました。
それを踏まえた上での条件となります。

選択肢①：GPS機能付きの見守り「防犯タグ・GPS端末」

 

 

GPSに特化したいなら、通話機能のないGPS端末！

我が家は使用したことがないのですが、上の子の友だちで使用している子はいました。
ただ、低学年の間はそれでOKだったのが、高学年になるにつれて通塾やらなんやらで、結局スマホを持たせていたご家庭が多かった印象です。

また、学校によって「ミマモルメ」などと提携している場合があります。しばらくはキッズケータイやスマホは持たせないという方は、入学時に配られた書類の中に資料が入っていると思うので、確認してみてください。

 

GPS端末のメリット

• GPSの精度が高いものが多い
• 小型・軽量でランドセルなどに付けやすい
• 月額料金が比較的安い（数百円〜1,000円程度）
• 不要な機能（ゲーム、ネット）が一切ない

GPSの精度が低いと、地下鉄乗車時などに検索できなかったり、ありえない場所に子どもがいると表示されたりと、余計な心配が増えます。
あまりに検索できず、「学校に着いてるの？」と思って学校に電話で確認したことも。
「ミマモルメ」などは校門を通ると連絡が来たりしてたみたいなので、安心ですね。

GPS端末のデメリット

• 緊急時の通話・メッセージ機能がない
• 端末によっては、位置情報が確認できる頻度が低いものもある

子どもが困った状態になったときや、地震などの災害発生時は通話・メッセージ機能がないと不便です。
公衆電話の使い方を教えておくなどの対策が必要となります。

 

メッセージ機能付きGPS端末 比較

 

サービス名	連絡・メッセージ機能	GPSの精度・特徴	初期費用（端末代など）	月額料金（税込）
BoTトーク (Bsize)	音声メッセージ（無制限の双方向トーク）	◎ 高精度。AIが行動を学習し自動通知。	5,280円	トーク付き：748円
みてねみまもりGPSトーク	ボイスメッセージ（ボタン長押しで簡単に送信）	◎ 高精度。写真・動画アプリ「みてね」と連携。	5,280円	748円
みもりGPSトーク	音声メッセージ（双方向のトークが可能）	◎ 高精度。危険エリアに近づくと音声で警告。	8,580円	748円
ミマモルメGPS	△ 自己位置通知（メール）、ブザー鳴動	○ 高精度。SOSモード（ボタン長押しで連続通知）あり。	6,380円	638円 (単独契約時)

リアルタイムでの通話はできなくても、録音した音声メッセージを送信できるサービスが多いようです。
また、初期費用・月額利用料が共に安価でコスパも◎！

 

選択肢②：GPS＆通話のバランス良し「キッズケータイ／キッズスマホ」

 

 

スマホを所持している親御さんも多いので、「キッズケータイ」や「キッズスマホ」をまず検討するご家庭が多いのではないでしょうか。

三大キャリアと格安SIM利用で紹介していきます！

 

 

ソフトバンク・ドコモ・auのキッズスマホ

 

三大キャリアのキッズケータイは、基本的に「通話」「GPS」「（限定的な）メッセージ」「防犯ブザー」に特化しています。

 

キャリア (プラン名)	基本月額料金 (税込)	連絡手段	GPS機能 (別料金の有無)	親が格安SIMの場合の注意点
ドコモ (キッズケータイプラン)	550円	音声通話、+メッセージ（テキスト）	別途オプション料金が必要 (月額220円程度)	家族間通話無料が適用外。家族宛でも通話料が発生 (22円/30秒)。
au (ジュニアケータイプランMEなど)	660円 (割引適用前は847円)	音声通話、+メッセージ（テキスト）	別途オプション料金が必要 (月額330円程度)	家族間通話無料が適用外。家族宛でも通話料が発生 (22円/30秒)。
ソフトバンク (基本プラン)	539円	音声通話、SMS	別途オプション料金が必要 (月額220円程度)	家族間通話無料が適用外。家族宛でも通話料が発生 (22円/30秒)。

 

ソフトバンク・ドコモ・auのキッズスマホのメリット

 

• 基本料金が安い
• 親が回線を持っていると、家族間通話が無料になる
• 機能が絞られているのでネット・ゲーム・アプリは使用できない
• 親が登録した特定の番号以外に電話できないので安心
• SMSや簡単なメッセージを送受信できる

親が三大キャリアを使用しているなら、一番手軽で手堅い選択かなと思います。何より、セキュリティ面では最も安心できます。手続きがめんどくさくないのもいいですね。

 

ソフトバンク・ドコモ・auのキッズスマホのデメリット

 

• GPSで位置情報を検索・通知する機能は基本料金に含まれていない
• 親が格安スマホなどを使用している場合は、家族間でも通話料が発生する

昔は親が回線を持っていないとキッズケータイの契約ができなかったのですが、現在はキッズケータイのみでの契約も可能です。
親が格安スマホの場合は、通話料がかかるなどのデメリットも理解しておきましょう。

 

格安SIM＆キッズ用でスマホを持たせる

 

ワイモバイルなどの格安スマホ業者は、キッズケータイやそれ用のプランなどがない場合が多いです。
そのため、GPSやフィルタリングなどの見守り機能（オプションサービス）を提供しつつ、端末はSIMフリーのスマートフォンを利用することが前提となります。
今回は、格安SIM業者の中でも「子ども向けの見守り機能が充実した独自の端末」を提供しているサービスをまとめてみました。

 

サービス名	TONEモバイル	Hamic (はみっく)	J:COM MOBILE
端末の形態	機能制限スマホ（Android）	小型キッズスマホ	一般スマホ＋格安SIM
電話番号の有無	あり	なし（Hamicアプリ専用）	あり
連絡手段	電話番号、SMS、アプリ通話	Hamicアプリでの通話・チャット	電話番号、SMS、各種アプリ
GPS・見守り	◎ 強力 (AI見守り、高精度GPS)	◎ 強力 (高精度GPS、otta機能連携)	△ フィルタリングアプリで対応
ネット・アプリ制限	◎ 強力な制限機能	○ 意図的に制限 (低容量SIM：1GB)	○ フィルタリング (親が設定)
料金体系 (月額/税込)	1,210円〜	1,210円〜	1,078円〜 (1GBプラン)

 

スマホを安心して持たせたいなら「TONEモバイル (トーンモバイル)」

 

端末は「TONE e22」などのAndroidスマホですが、独自の強力な見守り機能「TONEファミリー」が特徴です。

不要なネット・アプリを厳しく制限できるため、一般的なスマホよりも「キッズスマホ」に近い使い方が可能です。

「TONEカメラ」で子どもの居場所や行動をAIが分析し、通知する機能が特に優れています（ネット・アプリ不要機能）。

音声通話とメッセージ（制限をかけたアプリまたはSMS）が可能なので、緊急時にも安心。

GPS端末とキッズスマホのいいとこどり「Hamic MIELS (ミエルス)」

 

通話・メッセージ機能付きの小型スマホ型端末であり、「TONEモバイル」と「BoTトーク」のちょうど中間のような位置づけ。

私が一番気にしているGPS機能については、GPS端末「otta」の機能が無料で組み込まれています。高精度な位置情報と移動履歴の確認が可能で安心です。また、電話番号はありませんが、Hamicアプリを通じた音声通話やチャットでリアルタイムの連絡が可能！　さらに、アプリの利用は親が利用制限をかけることが可能です。

また、端末代金がGPS端末より高価なのがデメリット。
お財布との相談が必要です。

キッズスマホやGPS端末で、上手にみまもり

 

子どもの携帯電話所持に関しては、学校によってルールが違います。さらに、先述した通り「ミマモルメ」など学校と提携しているサービスもあります。
また、学校への距離、私立なのか公立なのか、親のスマホはどこのものなのか…など、家庭によって環境も異なりますよね。
ぜひ、入学準備の参考にしていただければと思います。

※各社の情報は、記事作成時に調べたものです。今後変更になる場合があります。

 

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